有名じゃないけど面白い!寝不足必至の作品を集めました

スーパーナチュラル:絶対に”沼る”海外ドラマ | 予測不能の壮大な騙し合い

  • URLをコピーしました!

全米で15年間愛され続ける、隠れた傑作

日本で視聴可能な海外ドラマ作品のなかには、メジャーな作品の陰に隠れながらも、一度観始めたら最後まで止められない「真の名作」が数多く存在しています。

「SUPERNATURAL(スーパーナチュラル)」は、まさにそんな作品の筆頭格です。

全15シーズン、総話数327話という圧倒的なボリュームを誇り、全米では熱狂的ファンを数多く獲得しながらも、日本での知名度が高いとは言えないこの作品。

一見すると「ホラー系のドラマか」と思われがちですが、そんな先入観を一瞬で吹き飛ばす深みと魅力に満ちています。

私も実際、色眼鏡で観始めたものの、第一話を観てから止らなくなりました…。

家族の絆、友情、裏切り、そして人間の本質を問う哲学的な要素まで、あらゆる感情を揺さぶる要素が巧妙に織り込まれた、まさに「隠れた名作」なのです。

とりあえず、お酒でも飲みながら物語の序盤だけでも観てみませんか?

この記事を書いた人

管理人紹介

当ブログの管理人「ナカマチ」です。

  • VOD利用歴5年以上
  • 大の海外ドラマ好き。土日にまとめて10話くらい観てます
  • Webのお仕事をしています
目次

兄弟の絆が織りなす、予測不能なスーパーナチュラルの超自然世界

レビューサイト評価スコア評価ポイントの傾向
IMDb8.4 / 10全体的に高い評価を得ており、特に初期シーズンが高い傾向にあります。長寿番組であるため、シーズンによって評価にばらつきが見られますが、根強いファンベースに支えられています。
Rotten Tomatoes(観客)93%(Critics Score)
73%(Audience Score)
批評家からは非常に高い評価を得て「Certified Fresh」を獲得しています。視聴者スコアも高めですが、批評家スコアよりはやや低い傾向にあります。シーズンごとの評価は変動しますが、全体として「モンスター・オブ・ザ・ウィーク」形式のホラー番組としての完成度が高く評価されています。
Metacritic(批評家)60 / 100批評家のメタスコアは「Mixed or Average(賛否両論または平均的)」ですが、これは、批評家が全体的なクオリティに対して様々な意見を持っていることを意味しています。
Metacritic(ユーザー)8.4 / 10ユーザースコアは「非常に高いです。kこれは熱狂的な支持を得ていることを示しています。特に初期シーズンに対するユーザーからの評価が高い傾向があります。

父親の跡を継いで「超自然的な存在のハンター」となった兄弟は、アメリカ各地を旅しながら悪霊、怪物、悪魔などの超自然的な脅威と戦い続けます。

シリーズが進むにつれて、彼らは母親の死の真相や、天使と悪魔の戦い、さらには世界の運命に関わる壮大な陰謀に巻き込まれていきます。

兄弟の絆と成長を軸に、ユーモアとシリアスなドラマが絶妙に組み合わされた、15シーズン続いた人気シリーズです。

「SUPERNATURAL」は、幼い頃に母親を超自然的な存在に殺された兄弟、ディーンとサムのウィンチェスター兄弟を主人公とするファンタジーホラードラマです。

二人は、父親から受け継いだ「家業」として、悪魔や怪物と戦う日々を送っています。

しかし、この作品の真の魅力は、単純な「悪と戦うヒーロー」の物語ではないところにあります。

兄弟それぞれが抱える深い傷、互いへの愛情と時折生まれる対立、そして家族を失った喪失感が、物語全体に重厚な感情の層を加えています。

ディーンの兄としての責任感と時折見せる脆さ、サムの理想主義と現実との葛藤。二人の関係性は、観る者の心を深いところで揺さぶります。

天使と悪魔が織りなす、壮大な神話体系

本作は欧米の神話に出てくるエピソードがたびたび登場しますが、ご心配なく。

神話の知識ゼロの私のような視聴者も十分に理解できるよう、うまく作り込まれています。

そして、物語が進むにつれて登場する天使のカスティエルと悪魔のクラウリーという存在が、作品に更なる深みを与えています。

彼らは単なる敵役や味方役という枠を超えた、複雑で魅力的なキャラクターとして描かれています。

カスティエルの人間らしさを学んでいく過程、クラウリーの悪魔でありながら時として見せる人間的な感情。

二人を主人公にしたスピンオフ作品をぜひ制作してほしいと思うくらいです。

これらのキャラクターたちが兄弟と織りなす関係は、善悪の境界線を曖昧にし、観る者に「正義とは何か」「愛とは何か」という根本的な問いを投げかけます。

「ジャンル破壊」の魅力:シリアスとユーモアの絶妙なバランス

このドラマが“単なるホラー”にとどまらない理由は、ジャンルを自在に飛び越えるその自由さにあります。

ときに心臓を凍らせるホラーであり、ときに兄弟愛に泣かされるヒューマンドラマ。そして、突如挟まれるコミカルなエピソードは、視聴者に思わず笑いを誘います。

「突然アニメ世界に迷い込む」「自分たちが“テレビドラマの登場人物”だと気づいてしまう」など、まるでデッドプールのようなぶっ飛んだストーリー展開も散りばめられており、長丁場の物語にもまったく飽きが来ません。

決して予想できない展開の連続 | 全15シーズンの壮大な物語

SUPERNATURALの最大の魅力の一つは、その予測不能なストーリー展開にあります。

共闘関係にあるはずの二人には、それぞれ別の思惑が…なんてことが頻繁に起きて視聴者を飽きさせません。

敵の敵の敵は味方だった!みたいなジェットコースターのような展開があなたを待っています。

一話完結のモンスター退治から始まった物語は、シーズンを重ねるごとに壮大なスケールへと発展していきます。天国と地獄の戦争、隠されてきた煉獄の存在。

そして、作中最強の武器である「原始の剣」とは?姿を現さない神の正体とは?

神話や宗教的要素の巧妙な取り入れ方、そして何度も覆される真実。

観る者は常に「次に何が起こるのか」という期待と不安に駆られ続けます。

登場人物たちの運命が二転三転する様子は、まさに「予測不能」という言葉がぴったりです。

しかも、それらの展開が決して唐突ではなく、丁寧に張られた伏線によって支えられているため、観返すたびに新たな発見があります。

心理戦と騙し合いの妙味

この作品では、物理的な戦いだけでなく、心理的な駆け引きが重要な要素となっています。

天使、悪魔、そして人間たちが繰り広げる複雑な策略と裏切り。誰が味方で誰が敵なのか、最後まで分からない緊張感が、15シーズンを通じて持続します。

特に印象的なのは、敵対関係にあったはずのキャラクターたちが、状況によって協力し合う場面です。

これらのシーンでは、単純な善悪の対立を超えた、人間(そして人間以外の存在)の複雑さが巧妙に描写されています。

映像美と演出が生み出すスーパーナチュラル独特の世界観

SUPERNATURALは、限られた予算の中でも印象的な映像表現を実現しています。

薄暗い田舎道、古びたモーテル、神秘的な教会など、アメリカの片田舎を舞台とした独特の雰囲気が、物語に深いリアリティを与えています。

また、超自然的な存在たちの描写も秀逸です。

CGIに頼りすぎることなく、実用的な特殊効果と巧妙な演出によって、恐怖と美しさが同居する独特の世界観を作り上げています。

この視覚的な魅力も、作品全体の魅力を大きく底上げしている要素の一つです。

そして、単なる怪奇現象だけでなく、人間関係や葛藤を丁寧に描く物語が好きなら、【ザ・ラストオブアス】も必見。

終末世界のような極限状態でのサバイバルを問う作品が刺さる方には、【ザ・ラストオブアス】の感情描写がきっと響くはずです。

まとめ:スーパーナチュラルは、完結まで見放題で視聴できる良作

15シーズンという長い物語の中で、ウィンチェスター兄弟と共に旅をすることは、単なる娯楽を超えた特別な体験となるでしょう。

家族の絆の美しさと複雑さ、人間の善性と悪性の両面、そして運命に立ち向かう勇気について、深く考えさせられる時間となるはずです。

SUPERNATURALは、観る者の心に長く残り続ける作品です。しかも本作はVODの見放題作品です。

無料トライアルに申し込めば、課金なしで視聴できるので満足度はかなり高いものがあります。

一度観始めたら、「なぜこの作品がもっと知られていないのか」と不思議に思うことでしょう!

また次回も、皆さんがまだ知らない素晴らしい作品との出会いをお届けできるよう、路地裏の探索を続けてまいります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次