有名じゃないけど面白い!寝不足必至の作品を集めました

海外ドラマのSFジャンルおすすめ5選 | 独自の世界観に没入できる神作まとめ

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「SFジャンルって、正直どれから観ればいいかわからない…」という方、結構多いのではないでしょうか。

そんなあなたにおすすめなのが、“ただの未来描写”や“宇宙モノ”とは違う、「常識を覆す」世界観や「人智を超えた現象」にフォーカスした海外ドラマのSFモノです。

現実とは一線を画す物語にどっぷりハマれるものの、意外にも人間味あふれるテーマを内包しているのがこのタイプのSF。

今回は、海外ドラマのSFジャンルの中でも、私もリアルに一気見した5作品をU-NEXT から厳選して紹介します。

この記事でわかること
  • 海外ドラマSFジャンルのおすすめ作品と特徴
  • 各作品の視聴前に知っておきたい魅力ポイント
  • 初心者でも入りやすいドラマの選び方

U-NEXT は、他のVODと比べて海外ドラマの品ぞろえが豊富です。今回はその中から未知のテクノロジー系、不条理SF、終末世界などの人気ジャンルから作品を発掘してきました。

私自身、話の続きが気になって、気付けば数日で一気見してしまった作品もありますのでお楽しみに!


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海外ドラマの品揃えはピカイチ

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当ブログの管理人「ナカマチ」です。

  • VOD利用歴5年以上
  • 大の海外ドラマ好き。土日にまとめて10話くらい観てます
  • Webのお仕事をしています
目次

『SUPERNATURAL』は海外ドラマSFモノの金字塔:人間・悪魔・天使・神の思惑が交錯する超常サスペンス

「SUPERNATURAL」は15シーズンという超長寿作品でありながら、途中で飽きさせることがありません。

悪魔、天使、精霊、都市伝説的モンスターが登場するオカルト×SFミステリーの決定版といえるでしょう!

実は本作は、私が海外ドラマに目覚めたきっかけでもあるんです。

主要レビューサイトでの評価

サービス名評価スコア傾向・所感
IMDb★8.4/10
(調査日:2025/07/15)
サムとディーンの兄弟の絆とキャラクターの魅力が高く評価されています。ユーモアとシリアスのバランスが良く、独特の世界観と神話がファンを惹きつけています。
Rotten Tomatoes・視聴者スコア: 70%台〜80%台(シーズンによる変動あり)
・批評家スコア: シーズンによって大きく変動(一部100%評価のシーズンあり)
兄弟の絆とユーモラスな要素が視聴者に好評です。批評家はストーリーテリングやキャラクター開発を評価する一方、シリーズが長期化したことによる評価のばらつきも見られます。
Metacriticユーザースコア: 8.4/10
(シーズン1の総合ユーザースコア)
主要キャラクターへの感情移入の深さや、超常現象の表現、そしてアクションとホラー要素が支持されています。ストーリーの奥深さや、初期シーズンの見やすさも評価されています。

『SUPERNATURAL』のあらすじ

兄・ディーンと弟・サムのウィンチェスター兄弟が、全米を旅しながら超常現象に立ち向かうアクション・ホラーシリーズ。

悪魔や幽霊、都市伝説の怪物、天国・地獄・煉獄など、人智を超えた存在にまつわる事件を、兄弟は独自の知識と狩人としてのスキルで解決していきます。

各話ごとに展開される怪異との対決だけでなく、兄弟の過去に隠された“ある真実”や、家族をめぐる深いドラマも物語の大きな軸となっています。

シリアスな展開が続く一方で、時折コミカルな回も挟まれ、重厚さとユーモアのバランスも魅力的。

全15シーズンにわたる長編ながら、ファンの支持を集め続けたのは、キャラクター同士の絆や人間味に裏打ちされたストーリーがあるからこそ。

人間・天使・神・悪魔を交えた壮大でスリリングな展開と、兄弟の絆が交錯する深い人間ドラマが詰まった傑作です。

スパナチュの魅力 | ジャンルを越境する“兄弟ドラマ”の深み

『スーパーナチュラル』の最大の魅力は、ホラー、サスペンス、ファンタジーといったジャンルを自在に横断するストーリーテリング。

怪物退治や悪魔との戦いといった“超常バトル”が目を引きますが、本質は兄弟の絆と葛藤に根ざしたヒューマンドラマです。

主人公のウィンチェスター兄弟は、互いを信じ合いながらも時に衝突し、揺れ動きながら成長していきます。

また、シーズンを追うごとに拡張される“天使と悪魔”を巻き込んだ壮大な神話体系は、まるで海外ドラマ版ロード・オブ・ザ・リング。

本作のポイントは、「神=正義」、「天使=味方」、「悪魔=敵」という単純なものではないのが面白いところです。

それぞれの勢力が自らの思惑を実現するためになりふり構わず相手を裏切ったり、はたまた裏切られたりしながら物語は進んでいきます。

ときに重く、ときに笑えて、そしてときに泣ける──そんな多層的な物語展開にハマる人が続出しています。

さらに、ポップカルチャーへのオマージュやメタ演出も豊富で、海外ドラマ好きならニヤリとできる仕掛けも満載。

単なるホラー作品では終わらない、“エンタメの塊”としての完成度の高さも見逃せません。

こんな人には特におすすめ!

  • 「X-ファイル」や「バフィー」が好きだった人
  • 都市伝説・悪魔・天使といったオカルト設定にワクワクできる人
  • キャラの掛け合いや絆の深まりが好きな人
  • 一気見ではなく、じっくり長く付き合える作品を探している人

「X-ファイル」が好きだった人

過去に「X-ファイル」といった作品にハマった人なら、「SUPERNATURAL」の雰囲気にすぐ馴染めます。

超常現象と現実が交錯する世界観、独特のウィットに富んだセリフ回し、そしてどこか懐かしい“アメリカの地方都市感”が、古き良きオカルトドラマの系譜を継いでいます。

夜中にこっそり1話ずつ見る、あの背徳感も込みで楽しめます。

都市伝説や悪魔・天使など「超常モチーフ」が好きな人

都市伝説や神話・宗教の設定にロマンを感じる方にはドンピシャ。

日本でいう「口裂け女」「人面犬」的な怪談を、本気のVFXと骨太の脚本で描いたらこうなった、という感じです。

また、天使や悪魔、預言書といった聖書的モチーフもふんだんに盛り込まれており、スケールの大きさに圧倒されます。

「信仰」や「運命」といったテーマにも踏み込む、大人向けの深さあり。

キャラの掛け合いや「ブロマンス」が好きな人

ウィンチェスター兄弟の関係性は、血がつながっているからこそぶつかるし、だからこそ深い。
「ツンデレ兄貴×しっかり者の弟」のような構図が絶妙で、腐女子層や人間関係萌えの視聴者にも強く刺さるはずです。

さらに、天使キャスティエルやハンター仲間との関係も含めて、“男たちの絆”が熱い!

兄弟喧嘩、仲直り、涙の再会……このループが最高に中毒性アリ。

毎日1話ずつでも長く楽しめる“じっくり系”を探している人

全15シーズン、327話という大ボリューム。にもかかわらず、視聴者の多くが「最後まで見てよかった」と語ります。

1話ごとの満足度が高く、“週1でじっくり見る派”でも“休日にがっつり見る派”でもOKな構成です。

「今日も1話だけ観て寝よう」→結局3話観て寝不足になるやつです。

「何を観てもすぐ飽きる…」という人

飽きっぽい人にこそおすすめしたいのがSUPERNATURAL。

モンスター・殺人鬼・悪魔・天使・時間ループ・パラレルワールド・メタ展開など、ジャンルを飛び越えてくるエピソード構成で、常に新鮮な驚きがあります。

「この回、コメディ!?」「え、今度は自分たちがドラマの登場人物って設定!?」というメタ視点すら登場。

初心者にもおすすめの理由と見どころ

「SUPERNATURAL」は、“長すぎる”“シーズン15って多くない?”という理由で敬遠されがちですが、実は初心者にこそおすすめの親切な構成になっています。

1. 各話完結型でサクッと見られる

多くのエピソードは1話完結のオカルト事件モノ。

そのため、どのシーズンからでもある程度入りやすく、「ながら視聴」でも楽しめるのが大きなポイントです。

特に序盤は、アメリカ各地の都市伝説や民間伝承をモチーフにした“怪異退治”が中心。怖すぎず、でもワクワクできる絶妙なバランスです。

しかしそんな物語も序盤までです。そこから一気にシリアスな展開が待っており、ワクワク感が止まらないストーリーが幕を開けます。

2. キャラの魅力がとにかく強い

ウィンチェスター兄弟(ディーン&サム)は、正反対の性格ながらも絆の深さが胸を打つ存在。

彼らの口論や悪ふざけ、深い葛藤がリアルに描かれており、ファンの間では「家族愛ドラマ」としても評価されています。

とくに兄・ディーンの“人間くささ”と、弟・サムの“聡明さと脆さ”の対比は、視聴者の感情を強く引きつけます。

3. 怪異だけじゃない、壮大なスケールへの進化

シーズンが進むにつれて、ストーリーは「モンスター退治」から「天使と悪魔の戦争」「終末の黙示録」などへとスケールアップ。

中盤以降は、敵の敵は味方のような物語となっていき、海外ドラマらしいド派手展開が次々に巻き起こります。

そして続きが気になるところでうまく話が終わるので、次のストーリーが気になってしょうがないんです。

4. シーズンを追うごとに「伏線」が回収される快感

「え、あの伏線を回収してくれるの!?」という嬉しいサプライズが多く、長く見続けるほどに「積み重ねのご褒美」がある作品です。

初心者が“海外ドラマ沼”にハマるきっかけになりやすい理由のひとつです。

5. エピソードのバリエーションが豊富で飽きない

真面目な回、感動回、ホラー回に加えて、「コメディ回」「メタ回(自分たちがドラマの中のキャラだと気づく)」など、遊び心がすごい。

同じ世界観なのにここまで広めの振れ幅があるのは、本作ならではの魅力といえるでしょう!

『FRINGE/フリンジ』 | X-ファイルの後継となる海外ドラマのSFモノ

「FRINGE/フリンジ」はFBI所属の特殊チームが、科学の限界を超えた怪現象(非主流化学=フリンジ現象)に挑むストーリーです。

並行世界やタイムパラドックス、意識の転送といったSF設定が巧妙に物語に組み込まれていて、毎話ごとに脳が刺激される感覚を味わえます。

こういうのが好きなのって、私だけじゃないですよね!?

主要レビューサイトでの評価

サービス名評価スコア傾向・所感
IMDb★8.2/10
(調査日:2025/07/15)
複雑な科学的ミステリーとキャラクターの深掘りが高く評価されています。特にウォルター・ビショップ博士のキャラクターが人気を集めています。並行世界や時間旅行といった壮大なテーマも魅力です。
Rotten Tomatoes・視聴者スコア: 80%
・批評家スコア: 91%
革新的なSF要素、緻密なプロット構成、そしてアンサンブルキャストの演技が批評家・視聴者双方から概ね高い評価を得ています。特にシーズン後半のストーリー展開が称賛されています。
Metacriticユーザースコア: 8.6/10ミステリーボックス形式のストーリーテリングと、それに伴う伏線回収が多くのユーザーに支持されています。登場人物間の関係性や感情的な深みも評価されており、SFとドラマのバランスが良い点が挙げられます。

『FRINGE/フリンジ』のあらすじ

不可解な事件が次々と発生するなか、FBI捜査官のオリビアは、科学的に説明不可能な“異常現象”の調査チームに加わることになります。

彼女と共に事件解決に挑むのは、天才的な頭脳を持つ科学者ウォルター・ビショップと、その息子ピーター。

この3人を中心に、人体発火、テレポート、パラレルワールドといった奇怪な事件に挑んでいきます。

物語は、一話完結型のサスペンスとしてスタートしながらも、次第に背後にうごめく巨大な陰謀や、謎めいた“フリンジ現象”の核心に迫り、回を追うごとに世界観はより緻密で重厚に広がっていくのが本作の醍醐味です。

科学と人間ドラマのバランスが絶妙で、観る者をじわじわと引き込む展開が魅力。

単なる超常現象ものではなく、“自分の常識”が揺らぐような知的スリルに満ちたドラマです。

FBI捜査官オリヴィア、天才科学者ウォルター、息子ピーターの3人が織りなす家族愛と科学的探求の物語が最大の魅力といえます。

系統としてはX-ファイルと同じですが、そこからさらにファンタジー要素が絶妙にブレンドされていて、唯一無二の世界観を味わえます。

こんな人に特におすすめ!

複雑な謎解きが好きな方には『FRINGE/フリンジ』は絶対おすすめです。

『LOST』のような緻密な伏線回収と、『X-ファイル』的な超常現象捜査が融合した作品を求めている人にぴったり。

科学的な設定に裏打ちされたSF要素を楽しみたい理系思考の方、家族の絆を描いた感動的なヒューマンドラマを重視する方にも刺さります。

また、キャラクターの成長を丁寧に描いた長編ドラマが好きな人、予測不可能な展開でハラハラドキドキしたい人には最適。

全5シーズンを通して物語が完結するので、中途半端に終わるドラマが嫌いな方にも安心して視聴いただけます。

SF初心者には難しい? いえ、むしろワクワクが止まらない!

  • 科学・陰謀論好きにはたまらない題材
  • 主人公たちの人間ドラマも魅力的で感情移入しやすい
  • 最終話に向かってきれいに伏線回収される満足度の高さ

『FRINGE/フリンジ』は、「難解なSFドラマ」というイメージを持たれがちですが、実はSF初心者にもやさしい作品です。

なんといっても本作は大人気ドラマです。視聴者を置いてけぼりにするようなストーリーにするはずはありません。

たとえば、物語のスタート地点がとてもシンプル。

FBIの女性捜査官オリビア(主人公)が、不可解な事件を捜査するために、“フリンジ科学”の専門家である老科学者ウォルターとその息子ピーターに協力を求めるところから始まります。

つまり、視聴者もオリビアと一緒に少しずつ「謎」に触れていくため、知識ゼロでも世界観に自然と入り込める構造なんです。

また、各エピソードは基本的に1話完結型で、「今回は人体発火」「次は瞬間移動」といった、都市伝説や陰謀論好きにはたまらないモチーフが満載。

まさにX-ファイルを彷彿とさせるストーリー。そこに天才科学者が絡んでくるという、ちょっと羊たちの沈黙の要素も入っています。

さらに中盤からは時間軸がズレたりする要素が関わってきますが、登場人物の人間関係がしっかり描かれているため、「難しい設定」よりも「登場人物たちの選択」や「感情」に注目して観られます。

SFへの入口としても、エンタメとしても完成度が高い『FRINGE/フリンジ』。

“ちょっと不思議だけど感情に刺さる”――そんな物語が好きな方なら、本作はきっと刺さりますよ!

『アンダー・ザ・ドーム』 | 異色の海外ドラマのSFストーリー

スティーブン・キング原作の本作は、ある日突然、町全体が透明なドームに閉じ込められるという突飛な状況から始まります。

海外ドラマSFミステリーの中でも異色の「閉鎖空間ドラマ」といえます。

その中で起こる人間関係の崩壊・支配構造・暴動・陰謀…「もし自分がそこにいたら?」と考えずにはいられません。

星新一的な不条理ストーリー、大好きな人は多いんじゃないんでしょうか。

主要レビューサイトでの評価

サービス名評価スコア傾向・所感
IMDb★6.5/10
(調査日:2025/07/15)
興味深い初期設定(見えないドームに覆われた町)は評価されるものの、ストーリーの展開が失速し、キャラクターの行動が不自然になる点に批判が集まりました。特にシーズンが進むにつれて評価が低下する傾向が見られます。
Rotten Tomatoes・視聴者スコア: 45%
・批評家スコア: シーズン1: 83%、シーズン2: 61%、シーズン3: 60%
シーズン1は比較的高い評価を得たものの、原作からの逸脱や物語の整合性の欠如が問題視されました。特に最終シーズンは批評家から酷評され、多くの視聴者も期待外れと感じたようです。
Metacriticユーザースコア: 5.5/10最初のコンセプトの面白さは認められましたが、登場人物の魅力の欠如や展開の繰り返しが指摘されました。ストーリーがまとまりを欠き、尻すぼみな終わり方に不満の声が多く見られました。

『アンダー・ザ・ドーム』のあらすじ

  • 生存競争とパニックの連続で、緊張感がすごい
  • 超常現象の謎とともに、人間の「怖さ」も描く
  • 登場人物の選択が視聴者に問いを投げかける秀作

『アンダー・ザ・ドーム』は、ある日突然、町全体が謎の透明なドームに包まれてしまう…という衝撃的な導入から始まるSFサスペンスです。

ある日突然、アメリカの小さな町が正体不明の巨大なドームに包まれてしまいます。

その日から、町の外とは一切連絡が取れず、物資も届かず、住民たちは完全に孤立した生活を強いられることに。

閉じ込められた人々は混乱しながらも秩序を保とうとしますが、次第に対立や隠された秘密が噴き出し、状況は次第に悪化していきます。

このドームは一体どこから来て、なぜ出現したのか──その理由は誰にも分かりません。

物語は、そんな謎に迫りつつ、人々の心の動きや人間関係の変化を丁寧に描いていきます。

原作はホラー小説の巨匠スティーヴン・キング。

SF、サスペンス、そして人間ドラマが絶妙に絡み合い、先の読めない展開が続くのが本作の魅力です。

極限状態の中で人はどう行動するのか──そんな問いを投げかける、スリリングな群像劇です。

ドームという「異常な状況」を通して、人間の本性や集団心理を鋭く描き出しているのが本作の最大の魅力です。

リーダーの台頭、対立する派閥、情報統制や暴動など、次第に町は“ミニ国家”のようになっていき、見る者に「自分だったらどうするだろう?」と問いかけてきます。

また、登場人物たちの個性も強く、それぞれに思惑や秘密があるため、人間ドラマとしても見応えたっぷりです。

『アンダー・ザ・ドーム』はこんな人におすすめ!

突如として町が謎のドームに閉じ込められる――このユニークな設定だけでも心をつかまれる『アンダー・ザ・ドーム』

でも実はこの作品、「SF好き」に限らず、以下のような人にも強くおすすめできます。

  • 閉鎖空間でのサバイバルや心理戦にハラハラしたい人
  • 人間の本性や集団の暴走をリアルに描いたドラマが好きな人
  • 「この状況なら自分はどう動くか?」と考えるのが好きな人
  • パニックではなく“その後”をじっくり描く物語に惹かれる人
  • スティーヴン・キング原作の不気味で先が読めない展開にワクワクしたい人

本作は、SFというより“極限状態の社会実験”として楽しめる要素がたっぷり。

「人が追い詰められると、善悪はどう変化するのか?」といった倫理的なテーマに触れながらも、エンタメ性は十分。

もしあなたが、「非日常の中で起こる人間ドラマ」に弱いなら、絶対に刺さる一本です。

『アンダー・ザ・ドーム』の見どころ|閉ざされた世界で何が起きる?

『アンダー・ザ・ドーム』は、「突然、町が透明なドームに覆われる」というショッキングな導入から始まる、スティーヴン・キング原作のサスペンスドラマです。

最大の見どころは、ドームという閉鎖空間がもたらす人間関係の変化と心理描写の巧みさ。

この状況下で人々がどのように行動し、時に協力し、時に対立していくのか。観るたびに、「もし自分がこの中にいたら?」という問いを投げかけられるような没入感があります。

また、ドームの正体や外部との関係といったSF的な謎が物語の背後にある一方で、主軸はあくまで“人間ドラマ”。

小さな町だからこそ露わになる過去の因縁や権力争い、そして一人ひとりの選択が、リアルに描かれていきます。

さらに、登場人物たちは善悪がはっきり分かれているわけではなく、複雑な背景を持ちながら行動しています。

視聴者は「誰を信じていいのか?」と考えながら、常に揺さぶられ続けます。

日常が一変したとき、人はどう変わるのか――。

非日常の中にこそ現れる“本当の姿”を、鋭く描いた作品です。閉じ込められた町という舞台に、あなたもきっと引き込まれるはずです。

『THE LAST OF US』|菌類による世界崩壊を描く海外ドラマのSFストーリー

『THE LAST OF US』はゲーム原作ながら、その映像美・演出・演技力のすべてが高水準です。

海外ドラマSFの新境地「感情を揺さぶる黙示録ドラマ」といえるでしょう。

菌類が原因でゾンビ化が進行する崩壊後の世界で、ひとりの少女を守る旅に出る男の物語。

ジャンルはポストアポカリプスSFですが、「人間とは何か」を問いかけてくる深みのある作品です。

主要レビューサイトでの評価

サービス名評価スコア傾向・所感
IMDb★8.8/10
(調査日:2025/07/15)
ゲーム原作の忠実な再現度と、ジョエルとエリーの複雑な関係性が特に高く評価されています。キャストの演技、特にペドロ・パスカルとベラ・ラムジーの演技は絶賛され、終末世界における人間ドラマの深さが視聴者の心を掴んでいます。
Rotten Tomatoes・視聴者スコア: 62%
・批評家スコア: 93%
原作ゲームの核心を捉えたストーリーテリング、映像のクオリティ、そして心理描写の巧みさが批評家から絶賛されました。視聴者も同様に、感情に訴えかける物語と高い完成度を評価しており、成功したゲーム実写化の代表例とされています。
Metacriticユーザースコア: 6.0/10終末世界のリアリティと、その中で繰り広げられる登場人物たちの葛藤と成長がユーザーに支持されています。重厚なテーマと、時折見せる希望の光のバランスが良く、原作ファンも新規視聴者も楽しめる作品として高く評価されています。

『THE LAST OF US』のあらすじ

↓の公式予告動画は吹き替え版ですが、字幕版もあります。

最初のお伝えしておくと、『THE LAST OF US』は、ただのゾンビものではありません。むしろ、ゾンビはあまり出てきません。

謎の感染症によって文明が崩壊したアメリカを舞台に、生き残った人々の過酷なサバイバルを描くヒューマンドラマです。

主人公のジョエルは、ある少女・エリーをある場所まで送り届けるという任務を引き受けます。

一見、ただの護衛任務に思える旅路でしたが、やがて彼自身の心に深く関わるものへと変化していきます。

荒廃した世界を生き抜く中で、人間の恐ろしさ、優しさ、そして希望が繊細に描かれており、単なる“ゾンビもの”では終わらない深みがあります。

感染者との緊迫した戦いだけでなく、人間同士の複雑な関係性も見どころのひとつです。

人気ゲームを原作としながらも、独自のストーリー性と演出で高い評価を得ています。

絶望の中に光を見いだすような、心を揺さぶる物語を体験したい方におすすめの一本です。

また、映像美と音楽、緊張感のある演出も特筆すべきポイント。

荒廃した世界に差し込む一筋の光のような瞬間が、かえって物語に温かさを添えています。

ゲーム原作とは思えないほど重厚で繊細なストーリー構成に、「人間って何だろう?」と考えさせられる場面も。

アクションや緊迫感はもちろん、心をえぐるようなドラマが見たい方に、間違いなくおすすめの一本です。

『THE LAST OF US』はこんな人におすすめ!

「ゾンビものはちょっと怖そう…」「アクションより人間ドラマを観たい」

そんなあなたにこそ、『THE LAST OF US』はぴったりです。

本作は、パンデミック後の荒廃した世界を旅する男女の絆を描いた、ヒューマンドラマ寄りのサバイバル作品。

ジャンルにとらわれず、心に残る物語を探している人には、間違いなく刺さります。

類似ジャンルTHE LAST OF USとの違い
ウォーキング・デッド群像劇 → 本作は二人の関係性が軸になる
パニック系サバイバルアクションよりも“心情描写”に重きを置いている
感染系ディストピア感染の恐怖よりも、“人の選択”が物語の核心にある

ハードな世界観でも希望があるから見続けられる

  • 美しい世界描写と破滅的状況の対比が見事
  • 回を追うごとに変化する関係性が最大の見どころ
  • 感情を動かされたい人に強くおすすめ

『THE LAST OF US』は、一見すると絶望に満ちたドラマです。

感染症により社会が崩壊し、法も秩序も消え去った世界では、裏切りや暴力が日常の一部。

登場人物たちは常に命の危険と隣り合わせで、その中で信じられるのは「生き延びる力」だけ…そんな緊張感に満ちた物語が展開されます。

しかし本作がただの“ダークなサバイバルドラマ”で終わらないのは、その過酷な世界の中に、確かな希望や光が描かれているからです。

たとえば、言葉少なな主人公ジョエルと、無邪気さを残した少女エリーの関係性。

最初は目的のためだけに行動を共にしていた二人が、旅を重ねる中で少しずつ心を通わせていく姿には、観る者の心をじんわりと温めてくれる力があります。

荒廃した景色の中に現れる小さな花、忘れ去られた音楽、誰かの優しさ――

ハードな設定に疲れてしまいそうな場面でも、その合間に見える“人間の美しさ”があるからこそ、私たちは最後まで目を離せなくなる。

『THE LAST OF US』は、希望を信じたくなる夜にこそ観てほしい、心の奥に残る物語です。

『11.22.63』|大統領暗殺を阻止する海外ドラマのSF作品

スティーブン・キング原作・J.J.エイブラムス制作という最強タッグによる本作は、「歴史を変える」という人類の夢と恐怖がテーマ。

タイムトラベル×歴史改変という王道のSFです。

主人公は過去へとタイムトラベルし、ケネディ大統領暗殺を阻止しようとする教師。

しかし「歴史が変わることによる影響」の大きさと、過去の重さに翻弄されていく姿が胸を打ちます。

主要レビューサイトでの評価

サービス名評価スコア傾向・所感
IMDb★8.1/10
(調査日:2025/07/15)
スティーヴン・キングの原作に基づいたJFK暗殺阻止という魅力的なタイムトラベルのコンセプトが高く評価されています。ジェームズ・フランコの演技や、1960年代の時代背景の再現度も好評で、サスペンスと人間ドラマのバランスが取れている点が支持されています。
Rotten Tomatoes・視聴者スコア: 88%
・批評家スコア:83%
原作の持つ魅力をテレビシリーズとして見事に再現した点が高く評価されています。緻密なストーリー展開、緊迫感のある演出、そして主要キャストの優れた演技が批評家から絶賛されました。
Metacriticユーザースコア: 8.0/10引き込まれるタイムトラベルの設定と、過去を変えることの困難さや結果が深く描かれている点がユーザーに響いています。キャラクターへの感情移入もしやすく、恋愛要素やスリラーとしての側面も評価されています。

『11.22.63』のあらすじ

ある日突然、平凡な教師ジェイクは、タイムトラベルが可能な“扉”の存在を知らされます。

その扉を通じて彼が送り込まれたのは、1960年のアメリカ。

任された使命は、1963年11月22日に起こるジョン・F・ケネディ暗殺事件を阻止することでした。

未来を変えるという重大な責任を背負いながら、ジェイクは徐々に過去の時代に馴染んでいきます。

しかし、歴史を変えようとする彼の行動には、思いもよらぬ困難と代償が待ち受けています。

過去の世界には魅力だけでなく、強い“修復力”が働いており、物事はそう簡単には変わってくれません。

原作はスティーヴン・キングの傑作タイムトラベル小説。

SF、歴史、サスペンス、そして切ないラブストーリーが見事に融合しており、観る者に強い余韻を残します。

「もしも歴史を変えられたら?」という究極の問いを描いた、深みのある作品です。

このドラマの最大の魅力は、「もし過去を変えたら、現在はどうなるのか?」というタイムトラベル作品ならではの問いを、じっくりと描いていることです。

しかし、単なる歴史改変SFではありません。本作は、ミステリー・サスペンス・ロマンスが絶妙に組み合わさっており、誰が観ても感情移入しやすい“人間ドラマ”としても秀逸です。

私はロマンスドラマが苦手なのですが、本作に織り込まれたロマンスストーリーには少しほろりと来てしまいました。

また、再現された1960年代の風景や音楽、ファッションも大きな見どころ。ノスタルジックで美しい映像とともに、歴史の影に隠れた“もしも”の物語を追体験できます。

海外ドラマSF初心者にも『11.22.63』がおすすめな理由

  • 全8話完結なのでテンポよく見られる
  • 人間ドラマとSFのバランスが絶妙
  • ラストに待ち受ける“予想外の切なさ”が心に残る

ハラハラするサスペンス展開はもちろん、『11.22.63』が胸に残るのは、「人はどこまで過去を変えてよいのか?」という倫理的かつ哲学的なテーマに真正面から向き合っています。


過去を変えることで未来はどう変わるのか?
その変化が善か悪かを判断するのは誰なのか?

主人公ジェイクの葛藤や決断を通じて、私たち視聴者も「正しさとは何か」「後悔をやり直すことの是非」に自然と向き合うことになります。

この作品は、タイムトラベルという非現実的な題材を用いながらも、非常に人間味あふれる、リアルな感情と選択の連続で構成されています。

決して派手な特殊効果やアクションに頼らず、静かに、しかし力強く“人生の意味”を描いているのです。

SFが好きな方はもちろん、「深く考えさせられるドラマが観たい」「心に残るヒューマンドラマを探している」という方にもぜひおすすめしたい一本です。

また、全8話で完結するので、終末の一気見には最適です。

あまり長すぎるとダレてしまうという方には、本作のような長さのドラマが一番しっくりくるのではないでしょうか。

海外ドラマのSFジャンルなら「常識を超えた世界」が吉

海外ドラマのSFジャンルで展開される物語は、現実から少し離れたいときや、思考の枠を広げたいときにぴったりのジャンルです。

特に近年は、映像・音響・演出すべてのレベルが高く、もはや映画と遜色のないクオリティ。だからこそ、“常識外の世界”にどっぷり浸れるわけですね。

こうした作品群に興味が湧いたなら、U-NEXT がおすすめです。最近では海外ドラマが特に充実しています。

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本ページの情報は2025年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

また次回も、皆さんがまだ知らない素晴らしい作品との出会いをお届けできるよう、路地裏の探索を続けてまいります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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